ピースボートに乗った感想⑮

思い出したことがあるので少し書きます。

船は港に到着すると、ギャングウェイを設置して乗り降りします。この設置や、入国の手続きなどがあるため、着岸後、最低でも30分は下船できないというわけです。

そしてこのギャングウェイは港によって持っている装備のレベルに差があります

というのも、海は干潮と満潮があり、水位が大きく変わります。ギャングウェイの種類によっては、この水位の変化に対応できず、架け直しに数時間もかかってしまう港があったので、注意が必要です。ものの数分で終わりそうに思えますが、本当に1時間とか待ちます。フランスのル・アーブル港では、下船時に10分ほど、乗船時には1時間ほど待ちました。人によっては2時間ちかく待った人もいた様子でした。

これにより、ル・アーブル街のバスの乗車時間がギリギリになって走ることになりましたが、何とか間に合いました。ちなみにこのときはエトルタという海岸の崖が綺麗な街に行くバス(片道1時間超え)に乗りたかったのですが、本数が少ないし、自由時間も限られているので、間に合って良かったです。ちなみにバスのチケットは電車の駅の隣にあるバスセンターみたいなところで買えるので、前日に買いました。5人で10回券を買って往復するとお得に乗れます。確か往復3ユーロくらいだった気がします。運転手によっては直接バス内で売ってくれるみたいで、買っている人もいました。エトルタ良い所なのでル・アーブルを訪れたらオススメします。

帰りに1時間待たされたのは結構痛手でした。というのは、帰船リミットが夜だったので、船に戻ってから夕食を食べようと思っていたためです。

船から街は遠いし、時間的に店は閉まる(そもそもフランスは予約しないと入れない店ばかり)ので街では食べられないし、寄港日は船内のビュッフェの営業時間が短くなるので、ご飯にありつけなくなる心配もあったからです。

幸い1時間待って乗船して、ご飯も無事食べられましたが、結構ハラハラするし予定も狂います。

皆様お気をつけて。

ちなみに逆にギャングウェイが充実した港など様々です。機械式に昇降するギャングウェイなどがある港では、ル・アーブル港みたいなことは避けられます。

Free Wi-Fiの有無、売店、ツアーデスクなど港によって本当に様々で、楽しみでもありますね。