世界旅行に行く準備③

※この記事は未完成です。

 

準備編③回目です。

 

今回は物理的な物の準備について

船内にあるもの無いものなど絡めて紹介していけたらと思います。

 

必須

・マグネット(フック付き)

・ハンガー

・洗剤

・延長コード

・筆記用具

・タッチ決済のできるクレジットカード

 

あると便利

・国際免許

・ウェットティッシュ

・電子辞書

・シャンプー・リンス

・双眼鏡

・予備のスマホ

・トランプ 

・サンダル

・日本のお菓子

・ハサミ

・麦茶のパック

 

無くてもいい

ティッシュ

・トイレットペーパー

・加湿機

・簡易洗濯機・洗濯板

日本食(特に味噌汁)

・水筒

・大量のウエットティッシュ

 

 

らくらくホンはNG。

iPhoneが最良。オーロラが撮影できる。

図書館は無い。本棚に少しだけ本がある。

 

※この記事は未完成です。m(_ _)m

詳細を後々完成させたいと思います。

オーロラチャンスに物申したい

ピースボートの夏のクルーズ(8月〜12月)の最大の目玉はオーロラです。ピースボートは「5日間、北極圏アイスランドの周辺を船で周る」と、オーロラチャンスと呼んで大々的に宣伝しています。「船だからこそ、1番見やすい場所に移動するので、高確率で見れます」って感じに。航海予定地図を見ると、アイスランドの周りを一周する地図になっています。

とても楽しみにしていました。

しかしこれについて物申したいです。

↑121回(2025年)夏クルーズの宣伝動画の写真。

「今回と同様にアイスランドを5日間周遊します」と言っているが…

 

私が参加した2023年夏のクルーズ。

アイスランドの周りを一周なんかしてないです!

カナダのケベックアイスランドレイキャビク→イギリス(スコットランド)のグリーノックという航海でしたが、

ケベックアイスランド間は「全速力で」真っ直ぐ移動しただけ。

アイスランド→グリーノック間も真っ直ぐ移動しただけ!

オーロラベルトと呼ばれる北緯66度以上には3日間しかいませんでした!

しかもそのうちの一日はレイキャビク港で一泊してるだけ。雲の合間を移動したりなんかしないし、港は明るいです。

ピースボート側の言い分としては、悪天候のため。というのがあるとは思います。悪天候で航海に時間がかかったから仕方ない。悪天候でどうせオーロラは見えないから真っ直ぐグリーノックに向かった、など。

しかし、ケベックアイスランド間は7日間あり、常に全速力でした。にも関わらず、3時間も遅れて到着しています。悪天候が言い訳にしては、ギリギリ過ぎると思います。そもそも、北極圏の海が荒れるのは当たり前ではないのか?

荒れた海を全速力。船内はこの旅最大の揺れでした。船酔い続出。

仮に、超絶天候が良かった場合、予定通りアイスランドを一周できたとしましょう。少しでも悪天候になったら不可能なスケジュールにしておいて、実際今回のようになったとしても、「悪天候だから」と一言で済ませて、一切の謝罪も無し。いかがな商売かと思います。法に詳しくないから強く言えませんが、正直詐欺なんじゃないかとさえ思ってしまいます。

ピースボート非営利団体で、平和、環境を語るのなら、金儲け至上主義の一般企業みたいなセコいことをしないで、しっかり乗客に向き合った商売をするべきだと思います。

ピースボートはたくさんの金持ちリピーターによって支えられているかも知れません。

しかし、「一生に一度の世界一周旅行」と思って、大金と時間をピースボートに使った人もいます。そういった人たちを裏切るかのように、

「過大広告して乗せちゃえば、乗った後のことなんか知らない」、と感じてしまうような船内でのクレーム対応っぷりは残念で仕方なかったです。

一般企業ならまだわかりますが、非営利団体がこれとは…悲しかったというのが一個人の感想です。

ちなみにピースボート非営利団体ですが、お金はジャパングレイスという旅行会社の業務委託費で運営しています。

そしてジャパングレイスは非営利団体ではありません。正直、ピースボートというよりジャパングレイスの評判がとても悪いです。

ただ、ピースボートがジャパングレイスをパートナーとして選んでる限り、両者ともに責任はあるかなと思います。

 

色々書きましたが、世界一周船旅は貴重ですし、ピースボートとジャパングレイスにはこれからも頑張ってもらいたいです。

そして、これから乗る人は、この記事を見ることで私のように過度な期待をして悲しい気持ちになることなく、楽しい世界一周船旅を満喫してきてほしいと思います。

 

オーロラ観測について補足します。

そもそも色のついたオーロラを「肉眼で」見るのは、かなり難しいようです。実際、本クルーズでも肉眼では白い湯気や雲みたいなオーロラが小さく見えただけです。iPhoneか、高性能カメラを通して撮影すると、緑や紫に色付いて見えるだけです。ちなみにiPhone以外のスマホでは何も写りません。肉眼だと雲や靄なのかオーロラなのか判断が難しかったので、私はiPhoneをオーロラ識別機と呼んでました。

 

また、オーロラを見るならアイスランドより、カナダのイエローナイフや、スウェーデンなどの方がより条件は良いようです。

ピースボートに乗った感想⑨

9回目の今回は

ジャパングレイスは不親切。

について。

ジャパングレイスとは、ピースボートの船旅を提供している旅行会社になります。

ピースボート非営利団体ですが、ジャパングレイスは営利団体です。

ジャパングレイスがピースボートに営業活動や船内イベントなどの企画・運営、寄港地でのツアー帯同など業務委託費を払い、ピースボートはそのお金で運営しています。

つまり、船旅の看板としてピースボート名乗ってはいるが、もっとも大きなお金を動かしてるのはジャパングレイスということです。

 

私が乗ったのがコロナ明け2回目の世界一周クルーズだったせいもあるかもしれませんが、

私のジャパングレイスの印象は、サービスの質は低く、価格は高いです。

たとえば、寄港地のオプショナルツアー。

とにかく高いです。

例えば、ハワイダイヤモンドヘッドツアー。

たった3時間のツアーで19000円!

私は個人で行きましたが、バスが片道3ドル(シニア1ドル)、ダイヤモンドヘッド入場料が確か4.5ドルなので、2000円もあればいけます。 

オーバーランドツアーも高いです。

10日間のツアーなら60万〜90万

4日間ほどのツアーでも10〜40万します。

もちろん手間賃というのはわかりますが、それだけあれば日本から行けちゃいます。その間せっかくお金を払ったクルーズから離脱してまで行くのは、クルーズ乗った意味が無くなっちゃう…と思ってしまい、結局オーバーランドは一回もしませんでした。

コロナ前は半額以下だったという噂もあるので、

コロナの影響は大きいようです。

また、品質の低さも問題です。

バスが途中で故障して、1〜2時間ロスして観光時間がなくなった。なんてのが私が知るだけで2件起きました。

あとは「レストランが不味すぎる」という声はありましたが、私は参加してないのでなんとも言えないです。

パナマ運河で船の通航を見るツアーでは、船が一切通らないのに予定通りずっと展望施設に居たということもあったそうです。先にご飯を食べるとかすべきだとツアー客が怒ってました。ツアーの意味…

そういったトラブルに対してなど、様々なクレームが溢れますが、船内の窓口対応に難点があります。まず窓口が空いてる時間が10時から15時の間など、とても短いです。さらに、まともに対応できるスタッフの数も質も無いです。なにかあっても「東京の本社に聞かないと分からない」などの対応になることが、多かったです

 

115回クルーズの寄港地であれば、オプショナルツアーはエジプトだけで十分でした。ポートサイドからカイロは時間がかかりすぎて、交通手段も限られるので、帰船リミットに遅れるリスクが高いからです。

ただ、治安は別に悪くなかったです。

 

あとはアイスランドは手間を考えたら取る価値は十分にありますが、自由行動でもいけます。

グアテマラは元々2日間の予定が1日になり、

アンティグアへの往復バス(片道1時間半)が9000円だったので取りましたが、港に来てる現地のツアーは6000円だったのでそっちのほうが安かったです。あとは8人乗りくらいのマイクロバスツアーもあって、それだとドライバーが街案内までしてくれたので、それも良かったです。ド田舎の港ですが、それ以外にタクシーもそれなりにいました。

もちろんクルーズによって寄港地は異なるので、

オプショナルツアー必須の寄港地もあるかと思います。

 

その他不親切に感じた点について。

例えば、WiFiを売りたいので、楽天モバイルやahamo、e-SIMのことなんて一切教えてくれないです。まあこれは仕方ないですけど…

寄港地の情報もあんまり開示してくれないです。

船内で寄港日の2、3日前にピースボートが寄港地紹介企画をやってくれますが、

本当に2、3日前になるまで、地図や寄港地情報用紙(下船時間、帰船リミット、現地通貨や港情報が書いてある)が渡されないです。

そして現地のタクシー不足や、タクシーの料金がやたら高めに書いてあったり、治安の悪さなど、ツアーを取らせるための情報ばかり開示してきます。まあ仕事なんでこれも仕方ないですが。

 

とりあえず今回は以上にします。

また何か書けそうなことを思い出したら書くようにします。

それではまた次回。

ピースボートに乗った感想⑧

8回目の今回はまたデメリットに戻って

・105日は長い。

・70日は海の上なのでやや不便。

について。

船旅は海外旅行だけでなく、船旅自体を楽しむために乗ると思います。私もそうでした。

しかし、シンプルに105日は長かったです。しかも70日は海の上。結構飽きます。今回のクルーズでは珍しく東回りだったので、いきなり広い太平洋を横断します。最初の20日くらいの間で陸地にいたのはハワイの2日間のみ。この時点で船旅に飽きてきてました(笑)

ちなみに船は大体時速40kmくらいで超遅いです

逆に、ヨーロッパは怒涛の寄港地ラッシュです。

中一日か二日で次の寄港地に着くため、スーパーハードスケジュールになります

この暇な太平洋と寄港地ラッシュの忙しさの平準化ができないのも船旅のデメリットかも知れないですね。

船旅が合う人はリピーターになって楽しそうですが、合わない人には結構キツイかもしれません。乗ったら最後、途中下船してもお金は返ってきませんから。それでも実際に途中下船した人もいます。個人オーバーランドと言って、船に戻ってこないで飛行機で旅して、戻りたいときに船に戻る人もいます。

ちなみに、個人オーバーランドは、手続き料などでお金がかかります。さらに、治安の悪い国発着の場合、航空券や宿泊先全てを船に提出するよう求められたり、結構面倒です。こういうの船に乗る前には教えてくれないので、元々アメリカ大陸など、個人オーバーランドするつもりだった人たちも知らなかったらしく、結構みんな不満言ってました。

 

まとめると、私のおすすめは

「船旅がしてみたい、という人はナイル川クルーズ10日間など、短いやつからやってみるのもありかも?」です。

ただ、色々デメリット書いてますが、私の最終的な感想は、「色々不満はあるが、トラブル含め貴重な経験ができ、乗って良かった」です。

太平洋は飽きましたが、船で地球一周するのが如何に大変か学べたのはとてもいい経験だったし、得るものはたくさんありました。

…ただ、やっぱり105日は長いので、「動画は常に2倍速で見る」ような超せっかちな人は船旅向かない気がします

逆に、船でのんびりするのが楽しくてしょうがない人、トラブルがあったり、たとえ陸地に降りられなくなったとしても全然気にしないような人は、ピースボートのリピーターになるかもですね。

 

次回はこちら

ピースボートに乗った感想⑦

7回目の今回も前々回に続いてメリットを。

船でできた友達とタクシー相乗りやレンタカーできる。

について。

 

友達と、と書きましたが、友達に限らないです。

1800人もいると、観光地でも周りにピースボートの乗客がいっぱいいます。

片道2時間半くらい離れてても、観光地なら誰かいます。

バスが来ない時など、「一緒にタクシーで行きましょう。」となることもあります。

船旅なので、帰船時間も目的地も同じだし、交渉成立しやすい環境です。

 

一人旅、二人旅だとタクシーもレンタカーも少し割高になりますが、ピースボートだと4,5人はすぐに集まるので、相乗り便利です。

お金だけでなく、せっかくなので色々な人と観光するのも思い出になって楽しいです。

その場合は、食べ物もシェアすれば、色々な物に挑戦できていいですね。

他にも、ヨーロッパでは美術館などで「◯人以上だと安くなる」ということが割とあります。その時もすぐ人数が集まります。

後はバスや電車も回数券などをみんなで使えたりして安く乗れたりします。こちらはあまり無いですし、大した金額にはならないですが。

 

あとは、今回の内容より前回の内容に近いですが、船を降りるとタクシーやツアーの客引きがいっぱいいる港も多いです。

私はそこで同じバスツアーに乗った韓国人と友達になりました。現地でたまたま一緒になることで、船に戻ってから仲良くなるパターンです。これも船旅ならではかなと思います。

 

ちょっと脱線しますが、人脈を作るチャンス、というメリットもありますね。

船に乗る人には外国人、フリーランス、実業家、様々な特技を持つ人と出会えます

水先案内人とも繋がることも可能です。まあそんなことする人は少ないと思いますが、若い人やフリーランスの人ほど希望する人が多く、そんな人にはメリットかなと思います。

 

それではまた次回

ピースボートの噂って本当?

ピースボートは「世界一周の船旅99万」みたいなポスターが有名で、安い船旅として知られているかと思います。

しかし、「安いのは船内で労働させられるから」などといった噂も広まっています。

実際のところどうなのかをお話したいと思います

 

実際の価格については以前の記事を参照

 

私が見聞きした噂は

・船内で労働させられる

・洗脳される

・乱交パーティ的なものがある

などがあります。

 

結論から言うと、全部嘘です。

ただし、火のないところに煙は立たない、ってやつで、そういう噂がある原因はある気がします。

 

まず、船内の労働ですが、私が聞いたのは部屋の掃除や料理ですが、当然ありません。常識的にも法的にもアウトですしね。衛生問題で料理とかあり得ないですよね。

お金を払って乗ったお客さんが何かしらの労働を強いられることは全く無いです。

豪華客船(古いけど)のお客を楽しめます。

噂の原因としては、チラシ配りをすることで乗船料金に充てるシステムを利用している若者や、船内の自主企画をする人が無償でやってるからだったり、通訳スタッフや水先案内人など仕事で乗ってる人は労働の対価として乗船している人と混同してたりとがあるかなと思います。

とにかく、お金を払って客として乗る人に労働は一切ないし、自主企画はしたい人だけがやります。私は何一つも自主企画やりませんでした。

船内での生活はとにかく自由です

 

次に洗脳される、について。

逃げ場の無い船に3ヶ月以上。しかも若者を集めているときていて少しそれっぽいですが…

これも嘘です

ヤベェ話が聞きたかったのに!という人はごめんなさい。

噂の原因として1番大きいのは、最初のピースボート世界一周クルーズの頃、右翼的な人が爆音で音楽を流して叫んでいたりしたらしい、というのがあったからのようです。

他には、船内企画で戦争や平和についてを取り扱い、何百人という人が聞くので、一人くらい洗脳と感じる人がいてもおかしくないでしょう。

 

最後に、乱交パーティがある。について。

もちろん無いです

期待してた人、残念でした。

しかし、船内のどこか一室で行われている可能性があるだろ!と言われれば、そりゃ0とは言えないですけど。

噂の原因はさすがに勝手に嘘が広まってるだけとは思います。

ただ、他の風紀の乱れは多少ありました。

船内でカップルになった若い男女が、共用スペースのソファでくっついてたり

高齢者は不倫相手などパートナーを探す人、見つけた人(これは他人に迷惑かけなければ個人のやることなので問題ないが)

船のスタッフが乗客を気に入ってちょっかい出したり

酷いのはジャパングレイスの社員(現地ツアー帯同のためなど、短期間のみ乗船するスタッフもいる)が毎晩居酒屋で酔っぱらって若い女性客に絡んでいたりということはありました。ジャパングレイスは改善点多すぎ…

 

とはいえ度が過ぎる人間は船を降ろされたりするし、そんなに心配しなくて大丈夫です。

船内ではとにかく自由!自由すぎる人間がいることこそあれど、強制的に巻き込まれて逃げられないということは一切ありません。

 

それではまた次回

世界旅行に行く準備はこちら

ピースボートに乗った感想はこちら

 

ピースボートに乗った感想⑥

前回に引き続き、今回もメリット(良かった事)

・友達がたくさんできる。

・海外の友達ができる。

 

について。

船に乗ってから105日間、ずっと一緒に旅を続けるため、たくさん友達ができます。

レストランでは、入った順に案内されるので、知らない人と一緒に食事をして出会いを楽しむことができます。「そんなのお断り」という人は、希望の人数のテーブルに案内してもらえます。後半になると友達同士でまとまってレストランに入る人も多くなります。

その他にも船内で様々なイベントがあるので、そこで多くの人と出会うことになります。

また、バーや居酒屋、カラオケ、麻雀、トレーニングルームなどでも友達ができます。

↑歌って踊る人たち①(生演奏バー)

↑歌って踊る人たち②(カラオケバー)

↑麻雀部屋(囲碁と将棋もある)

↑トレーニングルーム

 

次に、「海外の友達ができる」について。

以前の記事に書いた通り、

本クルーズでは多くの外国人が乗船していました。多くの外国人はシンガポールで下船しましたが、3ヶ月も一緒にいると結構仲良くなれます。連絡先を交換しあい、下船後も連絡を取るほど仲良くなりました。

それどころか、後にシンガポールやマレーシアに会いに行く旅行に出るのですが、それはまたそのうち書きます。

同じ乗客でなくても、寄港地で出会った人と話が弾むことは結構あります。そんな時、家に招待されて、ご飯に誘われても、初対面だとちょっと怖いです。本当にいい人もいれば、めちゃくちゃ危険な目に会うこともあると思います。

その点、ピースボートに乗船している外国人はとても信用できますよね。

外国人に限らず、船内で仲良くなった人と連絡先を交換するのは、恐らく帰国直前かと思います。

相当仲良くなった人、寄港地でLINEで連絡を取り合う必要がある、など特に理由がなければ帰国直前まで連絡先を教える必要性がないからです。どうせ船内では電波が無いので。

そのため、本当に信頼できる人と下船後も友達になれます。

乗客以外にも、船会社クルー、通訳スタッフ、水先案内人など様々な人と出会います。

世界一周の船に乗ろうとする人間は、やはりマジョリティの人とは異なっていて面白いです。

これが飛行機旅と異なり、とても良かったです。

 

次回に続く。