ピースボートに乗った感想③
今回は
「人が多過ぎる。」
について。
本クルーズでは1800人の乗客が乗り、
ピースボート史上最大(当時)とのことでした。
内訳は(私の記憶なので大体です)
平均年齢75歳
最高齢93歳
小学生以下12名くらい
20代200人くらい(?)
韓国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア各国から50名づつくらい。
(中国の大陸からはコロナ後の規制か何かで無)
30代、40代が1番少なくて、多分それぞれ50人くらいに感じました。
若い人も数百人乗っているにも関わらず、平均年齢が75歳ということは、如何に80歳以上の人が多く乗っていたということか…そのため、前回書いたように、緊急搬送もあるし、死亡者も出ます。
(ちなみにこの次のクルーズは2000人超えだったとかなんとか…そのうち中国人が半数になるという噂もありました。あくまで噂です。)
↓船内運動会の集合写真
船内でのイベントやレストランの利用などは特に問題ありません。ビッフェが席がいっぱいになることはたまにありますが、利用できないほどのことは無いです。
しかし、前の記事で書いた通り、下船時に大混乱が発生します。
下船するのに長蛇の列ができ、その列を無視する者が多発します。
無視する者に優しく
「それはマズイですよ」
と伝えると、目が合ってるにも関わらず無視されてそのまま行っちゃったりしました。
日本人の高齢者も目茶苦茶な人が多く、
曲がりくねった列が分からないフリをして列をショートカットしたりする人が結構いました。もしかしたら本当にボケてて分からないのかも知れないですが、周りから「あっちだよ!」といくら言われてもワケワカラナイこと言って列通りに進もうとしないのでお手上げ。
下船時のカオスっぷりは乗客からのクレームが相当数入ったようで、上記の時はスタッフが追いかけて捕まえてました。
実際その後、少くても30分は列に並んでから下船できました。
また、無事に下船できても、多くの乗客が一斉に最寄り駅に向かうので、駅がパニックになります。
例えば、今回はイギリス(スコットランド)ではグリーノック港に寄港しました。ここは田舎町であり、多くの人が電車やバスで最大都市のグラスゴー(1時間)や、エディンバラ城(2時間)に向かいます。そのため、小さな駅に乗客が殺到。
券売機は2、3台で有人カウンターは1つと、混雑不可避です。
このようにチケット売り場で待ちというのは多々起きます。↓グリーノックの最寄り駅
あと、どこにいってもピースボートの人だらけです(これは別にデメリットではない笑)。
有名観光スポットに着いた時、オプショナルツアー団体と重なると、写真撮影が難しくなることはありました。↓はモントリオールのノートルダム大聖堂。ツアー客と時間が重なった。
また、ピースボートは「港は観光地や中心地に近くて観光が便利」という宣伝文句をウリとしていますが、実際には港自体がとても大きく、出るのに歩いて30以上かかる港、徒歩移動禁止の港、ド田舎で何も無い港とか色々あります。
徒歩移動禁止の港の場合、専用のシャトルバスがあったりしますが、やはりこれも一度に全員運べる訳もなく、待ち時間と醜い割り込みなどが発生します。
ちなみにバスはほとんど無料でしたが、バルセロナは有料でちょっと高かったです。確か往復4~10ユーロだったと思います。
あと高齢の日本人だらけなので、
英語もできなければ自分で調べることもできない人がいっぱいいるので、助けを求めて目茶苦茶話しかけられまくったのも良い思い出。
補足情報
ジャパングレイスの案内には、「人手不足で現地タクシーが不足しています」と書いてあり、オプショナルツアーの申し込みを薦めてきますが、私の時はケベック(カナダ)を除いて、タクシーは溢れかえってて、どこも客引きがうっとおしかったくらいです。
人口が少なく、鉄道の無いアイスランドなど1800人が押し寄せるので不安でしたが、タクシー普通に列をなして待ってました。
若い人はレンタカー使ってました。
エジプトやグアテマラなども治安や道路整備不足など注意されてましたが、道路は完全に舗装されてるし、観光地はどこも治安は良かったし、グアテマラはド田舎港だけどタクシーやマイクロバスツアーもありました。↓グアテマラのプエルトケツァル港。場所はへんぴだが、ツアーデスクやお土産など今クルーズトップクラスの充実度だった
エジプトは流石に港から3時間半かかるので自由行動はかなり厳しいですが、本クルーズはその他の国に関しては、全て自由行動でOKでした。
ちなみに例外のケベックは、何とこの日、大型客船が6隻も来ていて、流石にUberが下船後1時間待っても来ませんでした。しかし、数時間経てば問題なくUber使えました。