ピースボートに乗った感想⑫
今回もメリットで
パナマ運河通航は楽しい。
について。↓運河閘門
ピースボートは年に3回の世界一周クルーズがありますが、その内、春と夏のクルーズはパナマ運河を(スエズ運河も)通航します。冬の南半球クルーズは南米の南端にフィヨルドを観に行くのでどちらの運河も通りません。
世界一周船旅の最大の楽しみの一つとして、ピースボートも宣伝しているので、当然そのへんはご存知かと思います。
実際に行ってきましたが…
とても楽しいです!
以前の記事で書いたように、本クルーズではパナマ運河で船の故障で一晩を過ごすトラブルが発生しました。溜まったストレスも吹っ飛ぶ楽しさでした。
何が楽しいのかと言うと、やはり最大の魅力は運河の壁に触れることです。手で届くどころか、船が思いっきり壁に接触していました(事故なのか、普段からこうなのか不明ですが、壁の傷を見る限り、よくあることに感じました)。
乗客は壁を触ったり、接触する船をみたり、降ってくるコンクリート片を拾ったり盛り上がっていました。動画はこちら
閘門は前半3箇所、ガトゥン川を挟んで、後半に3箇所。そのうち壁に触れるほど近いのは一箇所のみでした。その他の5箇所は少し幅が広いので触れるほど近く無かったです。
当たり前ですがパナマックスの船の場合で、小さなボートで通ったら同じようにはなりません。
一応パナマ運河を見たいだけなら、パナマまで飛行機で行けば、見学施設があるので見ることができます。以前の記事に書いたように、ピースボートでもオプショナルツアーがあります。
恐らくパナマ近辺からパナマ運河を通航できるクルーズなんかもありそうな気がしますが、パナマ運河の通航料は高いらしいので、結構な金額しそうですね。
そんなこんなで世界一周船旅でパナマ運河通航が楽しいのは間違いありませんでした。
ちなみにスエズ運河は、わりと何も無い景色が続くのでパナマ運河ほどの面白さも無かったです。
運河を越えて紅海に入ると、もう海しか見えなくなります。地球ってでかいですね。
あと、どっちの運河も乗客がみんな見学に出てくるので、人でごった返して見にくいし、見えやすい場所を取るのは大変です。みんな階段にも立つので、歩くのも苦労します。
とはいえ、パナマ運河通航は何時間もかかるので、段々飽きてきて人も減りますが(笑)
↓閘門突入時。人が多い
↓閘門通過後、運河内通行時。人が少ない
トラブルで一晩をガトゥン川で明かすこととなりましたが、翌朝から運河の通航再開ということで、無事に運河を見れて本当に良かったです。
もしも船が直ったあと直ぐに通航再開出来ていたら、夜暗くなってよく見えなかったでしょう。
ジャマイカは滞在3時間になってしまいましたが、パナマ運河が見れないよりはマシだったかな、と思います。
↓運河内に居たワニ。でかい。
↓運河から乗船したバッタ